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左鎖骨の骨折

2011年8月6日、土曜の朝7時過ぎ。草野球の練習へとバーグマン150で向かっている時だった。
川崎市内のR15、片道3車線の左端で信号待ち。右隣には原付スクーターが居た。
青信号になり、アクセルを全開に。右隣のスクーターもダッシュ。
と、50mも行かない内にそのスクーターは急に左折したのだった。
クソッタレと思いつつ急ブレーキ。リアタイアをロックさせ右半身を前にしながら車体を無意識に左に傾ける。まだ止まらない。もう一段右ブレーキレバーを握り締め、そしてあえなくフロントロックして左から派手に転倒した。路面にフルフェイスの左シールドと肩を打ちつけた。

スクーターには衝突せずに済んだ。後続車も避けてくれた。
左肩が焼ける様に痛いが、意識もハッキリしてる。
バーグマンも左のミラーがくるりと回っただけで、外装の端っこがズリズリしただけっぽい。

スクーター氏は広い歩道にスクーターを置いて尋ねて来た「大丈夫でしたか?」
原付には左ミラーが無い。だからだったのだろう。

面倒くさいのはヤだなと、自分とバーグマンとを見やり、「大丈夫だと思います」と答える。

バーグマンを引き起こして歩道に上げ、15分ほど左肩を押さえる。こんな日に限って携帯電話を忘れて出てた。他は草野球のユニフォームの左膝が破れて血が滲んでいる。メインスタンドを掛け、セルを回すもウンともスンとも音がしない。工具をだし、バッテリーを一旦下ろして再接続する。今度は掛かった。

スクーター氏に「行って下さいな」と手を振ってそこを辞したのは、30分以上は経っていただろうか。

六郷土手の練習場にそのまま向かう。しかしまともにキャッチボール出来ない、左腕が上がらない。バットなんて振れない、とんでもない。

話を聞いた草野球仲間の一人が「折れてんじゃないか」という。すぐ病院へ行った方がいいと。


土曜だから、救急病院しか空いていない。自宅に近い病院に掛かる。レントゲンを撮ってあっさり「折れてますね」
しかし鎖骨だから、自然治癒を待ちましょうとの事。
化膿止めの治療をして貰い、痛み止めの薬を貰い、帰宅した。

それから毎週、通院。1か月経ってからは隔週に。

レントゲンを定期的に撮って貰い、治癒の方向に行って順調だった。鈍痛はずっとあったが、治っているからだろう。



・・・と思っていたが、12月初旬に「うん・・・?これは偽関節の疑いがある」と先生に云われる。
折れた箇所を身体は「ここは関節だ」と勘違いしているかも知れない、というのだ。


大きな病院で診て貰おうと決め、12月20日に別の病院に掛かる。CTを撮って貰って診断を受ける。
「いやあ、くっついてません」つまりレントゲンでは構造上、真上や真下からは撮影出来ないため分からなかったのだ。又、鎖骨は自然治癒でというのは事実ではあるが、それは真ん中辺りが折れた場合の話であって、端に近い所で折れた場合はその限りでは無いのだという。

こちらはレントゲン画像。正面から左肩付近を撮ったもの。
IMG_0034.jpg
そしてこちらはCTの影像。正面真上から撮ったもの。画像の右の方、前後に分断されている事が分かる。
IMG_0035.jpg


折しも年末が近付いていたから、年末年始に手術・入院出来そうですかと聞いたはみたが、満杯で駄目だとの事。これで会社を1週間以上休まねばならない事を知る事となる。
年明けに日程等相談しましょうとその日は辞す。全身麻酔の失敗の可能性は飛行機墜落事故と同程度と聞く。だったら治る方向に賭ける、この鈍痛が無くなる可能性があるのなら。


明けて1月6日(金)、再度通院。手術の日程が決まる。術前検査として、血液検査ほかを行い、手続き用紙一切を貰う。

1月17日(火)、会社を午後半休で辞して一旦帰宅して着替え、14時入院。4人部屋。入れ代わり立ち代わりに、先生や看護士さんの説明を受ける。出された夕飯を食べ、22時に消灯。病院は6時起床・22時消灯なのだ。

1月18日(水)13時、術衣に着かえて歩いて手術室へ向かう。全身麻酔のため、10秒も経たずに私は意識を失った。

次にぼんやりと目が覚めた。「成功しましたよ」と私を呼ぶ声がする。
聞けば2時間45分掛かったとの事。左肩を開け、折れた骨を持ち上げ、左腰を開けて腰骨の一部を切り出してそこへ移植。3つの骨を6本のボルトで接合。縫ったのは左肩11針、左腰6針。痛みに耐えつつ点滴を受けて、ベッドに仰向けに寝たまま1日めは終了。

翌日の1月19日(木)は切った左肩と腰の痛みに耐えつつ点滴を受けて、夜になる。寝てるとは云え、1~2時間で目が覚める。痛みからだ。この日の夕飯から食事再開。尿はチューブを入れられていて、そこで用が足されるが、尿意は未だ感じていない。

1月20日(金)、相変わらず点滴を受けて仰向けになっているが、この日から起き上がる練習をする。激痛の末チューブが抜かれ、自身でお手洗いに行ける様になる。右手には相変わらず、太い点滴の注射針が入ったまま。しかし暇なので読書に勤しむ。

1月21日(土)、初めてシャワーを浴びる。だいぶん、動ける様になる。
1月22日(日)、腰の痛みが無くなる。肩は傷口よりも骨の痛み。
1月23日(月)、点滴終了。連続して眠れる時間が4時間位になり、明日で退院しましょうと告げられる。
1月24日(火)午後、晴れて退院。これ迄ガラス越しにしか見えてなかった外の景色に、1週間振りに触れた。

翌25日(水)から会社出勤。試しに三角巾無しで行ってみたが、4kg程は有る片腕の重さに耐えられない事が分かる。暫く三角巾で左腕を吊る事とする。
1月30日(月)、通院。抜糸。昨今の針は、ホッチキスみたい。

2月8日(水)通院、三角巾は却ってリハビリに良くない時期に入ったとの事で、お役御免。

さて、今後は骨がくっついてくれるのを待つのみ。いつになる事やら。

2012.02.12 | | Comments(4) | Trackback(0) | 日 記

コメント

きゃ~~~!

久しぶりのブログだと思ったらこんな大変なことになっていたんですね・・・(汗)

8月6日ねぇ。
土曜日よね、あの頃いろいろあったから覚えてる。
あの日そんな事故に遭っていたなんて~
ショック。

早く骨がくっついて元気になりますように。
今年はラッキーな年になりますように!

2012-02-16 木 23:25:32 | URL | カメジュン #- [ 編集]

とんでもないことになってたんですね

現場、うちのすぐ近くだったんですね。呼んで下さればレスキューに伺いましたのに。。。

しかし偽関節とはレアケースですね。早く完治できると良いのですが。。。

2012-02-22 水 08:04:11 | URL | あおいろ #- [ 編集]

>カメジュンさん

そう、8月6日だったんですよね・・・
この日は広島出身者の私には、忘れない日でもあり。

その頃、色々あったんね。
ミク日記読ませて貰ってるけど、本当色々起こるもんだよね。又、機会あったら、ゆっくり教えて下さいまし!

2012-02-27 月 21:50:11 | URL | はまたに #mQop/nM. [ 編集]

>あおいろさん

ああっ、確かに。
多分、あおいろさん家の近くだったかも。
事故当時は、携帯電話を忘れて出かけてた事もあって、やはり今思えば動転もしてたんだなあと思います。
偽関節は、自分自身も聞いたときは「何それ知らネ」だったんですが、まあこういう事もあるんだなと、勉強になったかも。
数か月先、くっついている事を今は信じてリハビリに励んでます!

2012-02-27 月 21:52:55 | URL | はまたに #mQop/nM. [ 編集]

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